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影響を受けたアーティスト よく聴く音楽

Pogressive Rock New Wave を中心にCDを紹介していきたいと思います

THIS MORTAL COIL / It'll End In Tears

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美しいジャケットにつつまれたTHIS MORTAL COILの1st。
コックトー・ツインズのエリザベスが、デット・カン・ダンスのリサがきれい
な声を聴かせてくれる。
ジャンルなど、どうでもいい。ただ黙って音を聴いていたい。
4ADのジャケットの中では一番好きなジャケット。
2曲目の「Song To The Siren」の録音中にエリザベスの歌があまりに素晴らしく、録音中のアイボが泣いてしまったというのは有名な話らしい。
油断してるといつのまにか泣いている自分に気付く事になる。

THIS MORTAL COILは全部で3枚のアルバムを出して消滅している。

どのアルバムも良い出来なのだが、自分はこの1stアルバムが一番好きである。

思い入れが強いせいなのだろう。

初めて聴いたときは、新時代の幕開けが来た、とすら思ったほどだ。

SUNDAY ALL OVER THE WORLD / Kneeling At The Shrine

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トーヤの声が妖しく響く、SUNDAY ALL OVER THE WORLD唯一のアルバム
内容は若干、NWよりの新生キング・クリムゾン + トーヤなのだが、これがすごい。
どっちつかずのアルバムなので一般の評価は低いが素晴らしい内容に仕上がっている。
ジャンルにこだわらない人向け。
トーヤは最強の女性ボーカルである。

もちろん、フリップのギターも聴けます。

自分にとっては夢のようなラインナップになった。

このメンバーでもっとアルバムを出してほしかった。

需要がないため、1枚で解散してしまったのはあまりにも惜しい。

ドラマーがテリー・ボッチオだったら完璧だと思うのは自分だけだろうか。

MEREDITH MONK / Dolmen Music

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MEREDITH MONKの声を主体にしたアルバム。
聴き始めるといきなり戦慄が走る。
声がこんなに凄いとは。ジャケットの雰囲気そのままの音。 
これを聴かせられたら歌う気がなくなってしまう。

人の声がこんなにもインパクトを持って頭に流れ込んでくるとは。

しかも絶叫している訳でも、奇をてらっている訳でもない。

なにもする気がなくなるほど凄いよ。

TERJE RYPDAL MIROSLAV VITOUS JACK DeJOHNETTE / To Be Continued

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空間の使い方が素晴らしいアルバム。
ジャズの人達が集まって作っているのだが、特筆すべきは、Gのテリエ・リピダルだ。
ほとんど早弾きをせずに一音一音を大事にしている。
ストラトを愛用している点も好感が持てる。
テリエ・リピダルは何枚か聴いているがこのアルバムの6曲目が一番気に入っている。

ジャンルを超えた名曲だと思う。
そこはかとなく暗い曲。わずかな光さえ届かない。

ULTRAVOX / Systems Of Romance

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JOHN FOXX時代のULTRAVOXのアルバム。
本物のNWの音が聴ける。

JOHN FOXXの一つの到達点であろう。

エレクトロニクス系のNWでは最高の出来。

この後、ULTRAVOXは解散し、ミッジ・ユーロをフロントして再結成をはたす。

皮肉にもミッジのULTRAVOXの人気がJOHN時代の再評価につながる。 
なんといっても曲がいい。

何度も繰り返し聴いてたなぁ。
1978年のUKにタイムスリップしてみたい。

THE PENTANGLE / Same

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英国のトラッドをジャズやブルースで味付けして聴かせる女性ボーカルもの。 
オール・アコースティックでカッコいいサウンド。
ボーカルが淡々としていてすごくいい。
それにしても渋い。音が渋い。
一人静かに酒飲み用。
蛇足だが、この録音はめちゃくちゃ音がいい事で有名だそうだ。

各メンバーについての説明は言うまでもないだろう。

※ギタリストのバート・ヤンシュが亡くなりました。
2011/10/5 に67歳で生涯を閉じました。
アコースティックにこだわり続けた素晴らしいギタリストでした。
バート、今までありがとう。安らかにお眠りください。

ROXY MUSIC / Flesh+Blood

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ROXYのアルバムの中で、このジャケが一番好きなのでこれを選んだ。
2曲目のSame Old Sceneは名曲だと思う。
すかしたオヤジのすかしたアルバム。
ブライアン・フェリーは今何しているのだろう。
まだ、女のケツを追いかけているのだろうか。
この人のへロッた声がNW系のボーカルに与えた影響ははかり知れない。

デビッド・ボウイと並び、NWの元を築いたのは間違いないだろう。

ブライアン・フェリーはソロもいいものが出ている。

EURYTHMICS / Savage

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ユーリズミックスのアルバムの中で一番シンプルで、NW色の強いアルバム。 

素晴らしいアルバムが数多くあるのだがシンプルな構成がさらに凄さを増幅させていると思う。
もともと歌はめちゃくちゃうまい上にカッコイイ曲が並ぶ。
この人にこれをやられたらもう何も言えない。
黙って聴くしかない。
ジャケは、I Need A ManのPVクリップ作成時に撮ったみたい。。

MYLENE FARMER / Innamoramento

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フランスではアイドル的に人気のあるミレーヌだがどのアルバムも曲がいい。
打ち込み系の曲なのだがとにかく暗い。
そこに儚く透明なミレーヌの声が乗っている。
PVとかでかなりきわどい事をやっているが、芸術性も高く、ただものではない。
これが人気あるということはフランスはマニアックな国なのだろうかと思ってしまう。
ジャケとはイメージが違う音。

けっこう好きなジャケだけどね。

PATRICK O'HEARN / Beautiful World

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ニューエージ系のアルバムを多数出しているパトリック・オハーンのなかでも近年では渾身の出来。
もともとザッパのグループにいたぐらい、テクニックも才能もあるベーシスト。
ミッシング・パーソンズ以降はひっそりとニューエージ系のアルバムを創るようになってしまった。
地味ながらもこのアルバムは凄い。
淡々としている中にもオハーンでなければ出来ない仕掛けやアレンジが施されていて素晴らしい。

So Flows The Current と並び愛聴盤である。

RUSH / Grace Under Pressure

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Rのラッシュ。ハードロックよりの曲が得意なグループだが、このアルバムはハードロック色が適度におさえられていて聴きやすい。
もともとGはNWよりの音をだしているので、カッコイイ感じに仕上がっている。 
ジャケの絵が内容をよく表している。
1980年代に見た近未来的サウンド。

3人で最大限のサウンドを出す事でも世界一有名なロック・トリオ

偉大なるアーティスト

DELERIUM / Karma

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DELERIUMの中では有名なアルバムらしい。
打ち込み系のサウンドに透明な女性ボーカルが乗っている。
曲毎に違うボーカルがゲストで参加している。
神秘的な感じの曲が並ぶ。

わりと多国籍な雰囲気をかもし出している。 
深夜に聴いていると不思議な気持ちになる。
割とBGMっぽく聴くことが多い。

DELERIUMやENIGMAが人気があるのは、驚きであり、喜びでもある。

この手のサウンドが市民権を得ているのは今の音楽シーンも捨てたもんじゃない。

自分では中近東のイメージなのだが、多分間違ったイメージだと思う。

いつまでも聴いていられる音楽だ。

ERICK WOOLFSON'S POE / More Tales Mystery And Imagination

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アラン・パーソンズを脱退したエリック・ウルフソンのソロアルバム。
STEVE BALSAMOという男性ボーカルをフューチャーしている。
この人、かなりいい声です。今までどうしてたんだろう。
ルックスもグッド。1~2曲目の流れが凄くいい。
いわゆるアラン・パーソンズの出だしの感じなのだがよく出来ている。 
とくに1曲目がいい。Gがいい感じ。
ジャケは悪くはないんだけど、もう少しかな。
全体的にはめちゃくちゃポップです。

亡くなってしまったのはあまりにも残念である。

QUIET SUN / Mainstream

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ロキシーのG、フィル・マンザネラのユニット的アルバム。
アルバムの1曲目を聴いたとたん、このサウンドにやられる。
何これ、メチャかっこいー。
プログレの範疇には収まり切れない凄さを感じる。
Dsは、THIS HEAT のチャールズ・ヘイワード。
なによりジャケがいい。ヨーロッパ的な絵がしみじみしていい。 
テクニックがあると色々な事が出来るんだなぁ。
インストだし、ロキシーとは全く違う音。
奇跡のアルバムかも。

BLUE NILE / Hats

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アルバムを出すサイクルがやたら長いことでも有名なBLUE NILE の3rd。
シンプルで幻想的な曲がアルバムを埋め尽くしている。
いい意味でサウンドはかなり地味だ。
曲がいいので、地味なのだが、いや地味だからこそ曲の持つ本来のよさが伝わってくる。

真夜中に聴きたい音楽だ。真夜中といっても真暗ではなく、明るい月があたりを照らしているような夜のイメージだ。

ゆったりとした曲の流れは聴いていてとても気持ちがいい。
こういうアルバムが発表される事はすごく励みになる。
いいものを作れば必ずいつか聴いてもらえる時が来るという希望がわく。 
ジャケットの青い色がとても素敵だ。

深夜にゆっくりと酒を飲みたくなった時、だいたいこれを聴きながら飲んでることが多い。

TEARS FOR FEARS / The Hurting

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いわずと知れたTEARS FOR FEARS の1st。
シンプルで効果的なアレンジ、楽曲の良さ、ボーカルの雰囲気、どれをとっても素晴らしい。
音が詰まってないので、すきっりしていてかなり高音質に仕上がっている。
彼等は2nd、3rdのほうが有名だが、1stのほうが自分は好きである。
当時は凄い奴らが現れたと、かなり驚いたものだ。

楽曲のセンスがとてつもなく良い。

リズム・マシンを使用しているのだが、シンプルで面白いリズムを使っている。

弾きすぎないアレンジも素晴らしい。
いつまでも輝きを失う事のない作品だと思う。

世界的な名盤。

CLANNAD / Banba

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クラナドはすごく好きなグループでこのサウンドにはまっている。
曲の持つ暗さ、美しさ、アンビエント的なアレンジ、なによりもボーカルのモイヤの声の美しさに魅かれる。
コーラスが美しいのも特徴である。
空間系のエフェクター処理が独特の音空間を作り出している。
マジカルリング以降のアルバムはどれも甲乙つけがたいほどいい出来である。
アイルランドが好きになるきっかけになったグループ。
ぜひともライブで音をきいてみたいのがこのクラナドである。

きれいな声では個人的にモイヤは世界一だと思っている。

妹のエンヤのほうが知名度は高いが、自分はモイヤ派である。

MOYA BRENNAN / Two Horizons

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クラナドのボーカリスト、モイヤのソロ。
このソロは幻想的な曲が並んでいて自分の持つアイルランドのイメージと重なる。
とにかくモイヤの声を堪能できる。
ケルト民族でなければ出来ない音楽がここにはある。
透明でいて深淵な声は驚くほど美しい。
バックも凄い。シンセサイザーを中心とするエレクトロニクス系をメインにして
生楽器がからむ様はとにかく見事である。
ミレーヌが堕天使なら、モイヤは女神様という感じだろうか。
現実から逃避したい時はぜひ聴いてみてほしい

WOOLLY WOLSTENMOLME / Maestoso

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2011年の末に亡くなった、Barclay James Harvest のKBのソロ。
ストリングス系を中心としたKBにはかなり影響を受けている。
陰ながら師と仰いでいるのがウーリィである。

メロトロン、ストリングス・アンサンブルを弾かせたら右に出るものはいないであろう。
BJH在籍時から定評のあった美しいキーボードワークはこのアルバムでも十分に堪能できる。
その中でもタイトル曲の「Maestoso」は出色の出来である。
いかにもウーリィらしいこの曲は静と動の対比が素晴らしい。
近年、Johnの方のBJHと一緒に演っていただけに、亡くなったのはあまりにも残念である。

BJHでKBを弾いているところを見たかったなー。

TOYAH / Desire

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TOYAHは日本でもっとも過小評価を受けているアーティストの一人だろう。
これほど色々な声が出せる人は他にいないのではないか。
ド派手なパフォーマンンスから敬遠されがちなのでが、曲は本格的である。
ニューウェブよりのサウンドがこのアルバムでもたっぷり聴ける。

女性ボーカリストでは世界一好きなアーティストだ。
HALL OF GLASSはTOYAHを目標の一つにしている。
KING CRIMSON のロバート・フィッリプと結婚したのはあまりにも有名。
夫のフィリップも参加している曲がある。

ちなみにジャケで抱き合っているのはフィリップじゃありません。

LA DUSSELDORF / Viva

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1978年にすでに到達していた天才たちの音楽。
どこまでも続く硬質で力強いドラム、クリアな明るさに満ちた音色、ノイジなギター、しかしこれは突然発生したものではない。
創られるべきして創られたもののなのである。
ノイの音楽を継承させ、より聴きやすくPOPに変化したものである。
当時のジャーマンロックらしく、ドラッグの臭いがプンプンするがそんな事はどうでもいい。
どこまでも音楽に身を委ねていたい、
そう思わせてくれる音楽があれば至福の時を過ごす事が出来るから。

HOLDERLIN / Holderlins Traum

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トラッドの香りがするドイツのバンド
美しい声の女性ボーカルがフィーチャーされている
ドイツならではの暗さが全体を包み込んでいる
ヘルダーリンの夢とタイトルされたこの作品は怪しさと暗さに満ちている
フルートやバイオリンといった楽器が特色をだしている
真夜中意外には聴けない、そんな曲が並んでいる
仄かな光すら届かない世界
しかし、それは美しさを追求した世界でもある

KLAUS SCHULZE / Timewind

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クラウス・シュルツの代表作、タイムウインド
暗い、とにかく暗い。
微塵の光すら感じられない。
暗黒の世界が展開されている。
沈み込むような低音のストリングス。
シンセサイザーによる効果音
こんな暗い作品を発表出来るなんて尊敬に値する。
ジャケも暗い。ガイコツだか、悪魔だか、エイリアンだかわからないけど何にしても死あるのみ。
絶望している人は聴かないで欲しい。
危険すぎるから

BLUE STONE / Worlds Apart

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Delerium系のアンビエント音楽
ジャケのイメージそのままの音
暗めの打込みに女性ボーカルが乗っている
こういう音楽が広く受け入れられるようになった
対バンでもこんな音楽をやっているグループがいることがある
時代は変わったんだな
PVの出来も凄くいい
映像とは切り離して考えられない
真夜中のBGMに最適かも

いや、BGMとして聴くのはあまりにももったいない

色々なジャンルからの影響を感じる事が出来るので面白く聴ける

GROUP87 / Same

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Group87 このアルバムだけは載せなくてはいけないだろう。

HALL OF GLASS はこのなかの曲からバンド名をつけているのだから。

メンバーが凄い。

パトリック・オハーン、マーク・アイシャム、ピーター・マウヌ、の3人に加え

ゲストがこれまた凄い。

テリー・ボジオとピーター・ウルフなのだから。

そう、全員がザッパ門下生なのである。

サウンドは、アンビエントなフュージョン、とでも言ったらいいのだろうか。

nonジャンルなサウンド、1980年時の近未来サウンド、かな。

気になった方はユーチューブのHall of Glass を貼り付けておくので聴いてください。

GROUP87 / Hall of Glass

BRYAN FERRY / Mamouna

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BRYAN FERRYのソロアルバム。

とにかく暗い。

そして曲がいい。

参加ミュージシャンも、イーノやマンザネラ、ナイル・ロジャースの名前がある。

この何年か後に、元ROXYのメンバーとソロツアーを始める。

再開の布石となったアルバムではないだろうか。

ソロツアーといっても、2001年の東京公演では、ROXYの名曲をずらりと演奏していたので、自質ROXY・MUSICのツアーだった。

ジャケの馬はなんなんだろう。

THIS HEAT / Health And Efficiency

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2曲入りのEPとして発売されてたもの。

タイトル曲を聴くと戦慄が走る。

Faustの生まれ変わりか、と思うくらい凄い。

リズムを反復させながら、様々な効果音などをちりばめて曲が進んでいく。

なんといってもリフがカッコいい。

10代の頃、これを聴いてパンクって凄いんだ、と思った記憶がある。

あとで知ったのだが、むしろこれは例外的な音楽であった。

DIF JUZ やEDPSを聴いたときのような衝撃だった。

BAND PEGASUS / Morino ZaWaMeKi

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ついにBand Pegasusの1stアルバムが完成した。

見る度にバイオリンの音色が美しくなっているので、とても楽しみにしていた。

MorinoZaWaMeKi三部作を始め、雨の呼ぶ声、逆、EXTREME、あの日の歌と名作揃いだ。

有働皆美の表現力豊かなバイオリンが縦横無尽に駆け巡る様は圧巻だ。

武田Ryuのドラミングは、ロックでもJAZZでもなく、変拍子を正確無比に刻んでいく。

ときに美しく、ときに激しく申し分のない仕上がりである。

全体を覆っている緊張感がたまらなく良い。

COCTEAU TWINS / Victoria Land

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コクトー・ツインズといえば、トレジャーが有名なのだが、このVictoriaLandは他のアルバムとは一味違っている。

静の部分が強調されているのだ。

ボーカルをより美しく聴くことが出来る。

ひたすら内省的に音が漂っている。

もともと45回転のLPとして発売されていた。

音にこだわっているのだ。

全曲あわせて32分ほどなのだが、その分クオリティが高い。

 

Slapp Happy / Casa Blanca Moon

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前衛的アーティストが集まって、ポップなアルバムを作成したのが本作だ。

ポップとはいっても一味も二味も違う出来になっている。

たまに無性に聴きたくなるから不思議だ。

毒が潜んだ音楽、とでも言うのだろうか。

冷たい感じのする音楽だ。

 

RPWL / Beyond Man And Time

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ジャケは最悪。

だが、内容は素晴らしい。

プログレのアルバムとしてはここ何年かで一番の出来ではないだろうか。

幻想的なKBにツボを得たギター、メロディーを大切にしているボーカル、とどれをとっても素晴らしい。

新しい事をやっているのではなく、やりたい音楽をやっているという感じがまた良い。

それにしてもこのジャケ、もう少しなんとかならなかったんだろうか。

だいぶ損してると思う。

TERJE RYPDAL / Lux Aeterna

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美しい。とにかく美しい。

オーケストラをバックにテリエ・リピダルのギターが冴えわたる。

悲しげな曲が並んでいるのも良い。

ついに到達したテリエ・リピダルの美の極致がこのアルバムで聴ける。

ECMレーベルなのでもちろん録音も素晴らしい。

ストレスのない音質だ。

ジャンルの壁を完全にとりはらった名作である。

たっぷりとテリエのギターも堪能出来るし、美しい曲に聴き入る事も出来る。

ただ、あまりにも寂しげな音色なので、聴く時は心して聴いてほしい。

WINTER GARDEN / Same

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Harold Budd,Robin Guthrie,Eraldo Bernocchiの3人によるアルバム。

心地よい音が続いていく。

音楽的に一番影響を受けているのが、Harold Buddだと思う。

寝るときにBGMとして使っている。

なんとも贅沢なBGMだ。

冬の音というより天上の音楽、といったほうが合っていると思う。

枯れ果てた地から聴こえてくる音をイメージしているのだろう。

 

NORDAGUST / In the Mist of Morning

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ほの暗い楽曲が続いていく。

シンフォニックなバックの上をギターのメロディが漂っていく。

ギターがメロディをとる場合の理想的な音楽。

聴いていてなんか落ち着く。

かなり好みの音楽である。

ジャケからしてかなり暗い。

こんな感じの音楽が増えているなら、まだまだ捨てたもんじゃない。

リスナーとしても期待が持てる。

信念を持って音楽をやる事の大切さを感じる。

 

ROBIN GUTHRIE / Emeralds

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ロビン・ガスリーの何作目かのソロ・アルバム

一貫して美しいギターが聴ける。

アンビエント的なギターはこのアルバムでも健在だ。

ジョン・フォックスとのアルバムが唯一の例外だったが、エリザベスと別れたあとは、ほとんどアルバムにボーカルは入っていない。

あれだけのボーカリストは他にいなかったからだろう。

もう、女性ボーカルを入れてアルバムを作る事はないのだろうか。

エリザベスを超えるボーカルが現れた時、ロビンはもう一度輝いてくれるだろうか。

空間的なエフェクターの効いたギターは凄く好きなのでなんとか頑張って欲しい。

PULSAR / Pollen

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独特の浮遊感を持ったPULSAR の1st。

ドラムアレンジを変えれば、近年の作品だと言われても分からないだろう。

暗く、美しい曲が並んでいる。

曲間の効果音が雰囲気を醸し出している。

PULSARは3rdが有名であるが、自分はこの1stが好きである。

何とも言えない空気感がたまらない。

 

DIE LIKE A MAYFLY / Kyrie Eleison

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重苦しい雰囲気が全体を覆い尽くしているDie Like A Mayfly 待望の1stフルアルバムが完成した。

美しい女性ボーカル、暗く悲しい旋律、とてもよい出来だと思う。

全編英語で歌われている事もあって、日本のグループとは思えない。

ゴシック、プログレ等からの影響を感じさせる曲調は、海外向けなのかもしれない。

 

THE ENID/ Salome

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ENIDの問題アルバム。

タイトル曲のサロメの違うバージョンがあるのだが、これがモロNWの音なのだ。

ENIDのNWは想像が付きにくいが、自分は割と好きである。

アルバムに入っているサロメは、それほどNWしてない。

なかなかいい曲なのだが、ENIDの曲となるとかなりの違和感があるのだろう。

シンセの使い方や、アレンジは素晴らしいのになぜか評判の悪いアルバムなのである。

プログレ系のバンドがNWへ走るとファンはなぜか離れていくようだ。

ちなみにボーカル曲というのも違和感に加担している。

サロメ以外の曲はまさにENIDらしい曲になっている。

もっとみんなに聴いてほしいアルバムだ。

DAVID HELPLING JON JENKONS / Treasure

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Treasureというタイトルのこのアルバム、かなりの高水準の音楽を演っていて驚いた。

シンセの使い方が、抜群なのだ。

普段、あまり打ち込み系の音楽は聴かないのだが、これには脱帽だった。

まったく知らない2人のクレジットだったが、視聴して即購入した。

デジタルシンセをメインに使っているのだろうが、音がアナログっぽくて非常に良い。

いつまでもエンドレスで聴いていられる。

​知らないだけで良い音楽はまだまだ沢山ありそうだ。

MYTHOS / Journey

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プログレ風アンビエントとでも言ったらいいのだろうか。

いわゆるアンビエントとは、ちょっと違った音。

泣きのメロディーがちりばめられている。

バンゲリスあたりにも通じる音だ。

じっくり聴くというよりは、聴き流すのが正解だろう。

​どこか懐かしい音でもある。

DIF JUZ / Soundpool

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Couteau Twins とも交流のあることで知られているDIF JUZ

非常にcoolなサウウドが聴ける。

聴いていて気分は高揚するような音楽ではない。

激しい曲の中にも冷めたものが常に見えている。

ひたすらストイックなものを追求しているかのようだ。

冷え切った鋼鉄のような音楽とでもいったらいのだろうか。

4ADのオムニバスアルバム「Lonly Is An Eyesore」で彼等を知りその音にやられた。

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