HALL OF GLASS
映像的音空間からイメージの世界へ
HALL OF GLASS 歌詞
All Music and Words Written by Kazurou
Except Winter Light Music by F.Matsumoto
Vain
遠くから聴こえてくる かすれそうな嘆息
凍るような空気を むきだしの皮膚で感じて
絞めつけられる痛みを感じることもできなくて
淡い空気の中で 虹色の空をいつも夢みて
遠くに見えてくる 消えそうな残像
刺さるような冷気を むきだしの皮膚で感じて
突き刺されるような痛みを感じることもできなくて
淡い空気の中で虹色の空をいつも夢みて
Summer Orbit
夏の軌道の中の渇いた夢
いつも一人きりで探していた
繰り返す光の跡をたどれば見つかると信じて追いかけてた
暑い日差しを避けて夜になるのを待った
照り返す熱気がやわらぎはしないのに
夜になればいつもオゾンの風に邪魔されて
見つかったものはびしょ濡れの羽
とても私は飛ぶことはできない
夏の軌道の中の渇いた夢
いつも一人きりで探していた
Assimilation
真暗な夜に抱かれて動くことさえできない
しだいに私は夜と交わる
すべてが夜ですべてが私
いつもこのまま目醒めるまでは
二度と朝など来ないと思っていた
冷たい夜に抱かれて離れることさえできない
しだいに私は凍りついていく
すべてが夜ですべてが私
いつもこのまま静かに眠り
目醒める時など来ないと思っていた
Illumination
ひび割れた夜の隙間から明日をつかみだすように
眠っている太陽をつかみだすことができるなら
きらめくIllumination 偽りの光の中
輝くIllumination 消え失せた陽の光
凍てついた月の光を手のひらで溶かしてみる
もう一度輝くことをずっといつも望んでいた
きらめくIllumination 偽りの光の中
輝くIllumination 消え失せた陽の光
太陽を引裂き海に沈めてみてもいつも
時を駆ける猫のようにしなやかにしのびゆく夜
Pollution
体に汗がまとわりつき私は目を醒ます
腐ったような空気を吸い込み息づまる
怖いほど深い緑色のジャングルを思い浮かべる
手さぐりで探すことは無意味なこと
昼間に見ていないとわからないだろう
気怠い時間の中で私は起き上がる
溶けだすような空気を吸い込み咳き込む
怖いほど深く続いているジャングルを思い浮かべる
手さぐりで探すことは無意味なこと
新しいことが続けば途方に暮れるだけ
Winter Light
Music:Fumikazu.Matsumoto / Words:Kazurou
繰り返す長い夜に目を向けることもなく
寒すぎる冬の日に暖かい光を待つ
ほんの少しの光でいい 冷たい手を暖めたい
Winter Light Faraway
Waiting So Long I'm Here
灰色の風景が続いているどこまでも
見なれていたはずなのに暖かい光を待つ
ほんの少しの光でいい 冷たい夜を照らしたい
Winter Light Faraway
Waiting So Long I'm Here
いつまでも待っていた暖かい陽の光を
もう少しここにいればたぶんすぐ光はさす
Monochrome Boy
不思議な夜に探していた
白と黒との空の中に
とても微かに光っている
ほんの小さな希望の光
※Monochrome Light
Monochrome Sight
Monochrome Night
And I'm Monochrome Boy
不思議な夜に求めていた
銀色した月みたいに
とても微かな星のような
ほんの小さな希望の光
※Repeat
ネオンの光よりも素敵な未来が
明るくきらめく僕等の世界
不思議な夜の囁き声は
静かで暗い空の中の
とても冷たい空気みたいな
ほんの小さな希望の光
※Repeat
ネオンの光よりも素敵な未来が
明るくきらめく僕等の世界
Silent Dream
音のない夢の中で浅き吐息は眠る
夜がくり返し明けても息は続きはしない (1)
星に霜が降るとき月は銀の嘆息を漏らす
色褪せた心に君の姿が映る
このまま霧になって流れのままにこの身をまかせ
遥かにきらめく光の中に消えることができるなら
色のない夢の中で夜の鏡に中に
帰り遅れた光の影がきらめく
月が時を止めるなら間に合うかもしれない
ひび割れた心に君の声が届く
このまま霧になって流れのままにこの身をまかせ
遥かにきらめく光の中に消えることができるなら
(1)オマル・ハイヤームからの引用
Blood Music
内側の世界の中で動き出す微かな希望
繰り返す無駄の中でわずかに広がっていく
平坦な地面を見つめているうち
内側から響く確かなリズム
※Blood Of My Music
少しずつ
Blood Of My Music
動き出す
Blood Of My Music
世界の外へ
平坦な世界の中が崩れていく端のほうから
反射する光の先が外側へ飛び出していく
光の跡を見つめているうち
内側から響く確かなリズム
※Repeat
Alan
深い青に染まった水が
遠くどこまでも流れていく
時々振り向き何かをたしかめ
いつのまにか流れの中に
入っていっしょに流されていた
心地よい流れにすべてをまかせて
青く染まる自分がとても
怖いような気がして
どこまでも続く流れがとても
怖いような気がして
流れの中に浮かぶ・・・
Blue Water
水の中で揺れているとてもかすかな輝きが
青い光に囚われて動くことさえできない私
何もかもが砕け散る
私の心に住みついていたものさえ
水の中に沈んでいるほんの小さなきらめきが
銀の雨に突き刺され灰色に色褪せていく
何もかもが過ぎ去っていく
私の心は虚ろになる
Moonlight Echo
暖かい空気を感じて長かった闇を振り返る
高まっていく気分をどうすることもできなくて
ただじっとしていられずに駆け出しそうになる
ただとどまっていられずにふらふら歩きたくなる
繰り返すMoonlight Echo
閉ざされた時間の中で
繰り返すMoonlight Echo
閉ざされた空間の中で
新しい空気を感じて闇の中から両手を伸ばす
まぶしい光をうけておもわずよろけそうになる
冷たい時間に別れを告げきらめく世界へ
凍てついた空気を振り払い輝く世界へ
繰り返すMoonlight Echo
閉ざされた時間の中で
繰り返すMoonlight Echo
閉ざされた空間の中で
Clear Night
明るい光に包まれた世界の中に行きたくて
今夜も少し近づいてみる
創りものだと言われているけど
私にはそうだと思えない
今夜も少し近づいてみる
光の中に歩き出していた
暖かい光のその中で
緩やかに大気と溶け込んでいく
もうこれ以上望みはしない
光の中で私の体は少しずつはっきりと思い出す
遠い昔の小さな記憶を
光の中で私の体は少しずつ元気をとりもどす
遠い昔に歩いた所で
夜が明ければ消え去っていく
夢のような光の中で残りの時間を過ごしていたい
光とともに消えていきたい・・・
沈んだ時間
沈みかけた時間の中で
私の体は動かない
赤や黄色に色付けられた
彩やかな時が崩れかけてる
このまま、私は・・・
閉ざされている世界の中で
私の言葉は届かない
きれいな音が散りばめられた
彩やかな場所が消えかけている
このまま、私は
凍りついてく
沈んだ時間の中で
内側の世界
Words:Pochiko and Kazurou
私の心の中の暗闇が
次第に広がり何も見えない
私は一人で立ちつくすだけ
ほんの少しの光さえ届くことのない世界
どこにいてもまるで同じ暗闇だけが続いている
冷たい氷のようなかじかんだ手は動かない
待ち続けた光の欠片すら今は見えない
誰か私に話しかけて
とても孤独に耐えられないから
今の私は立ち尽くすだけ
私の目の前に立ち塞がる
壁がどこまでも続いている
私は一人で何もできない
ほんの少しの希望さえ抱くことのない世界
狭い場所に閉じ込められ動くことすら出来ない
疲れ切って鉛のような体はもう動かない
待ち続けた私の望みは今は叶わない
誰か私に話しかけて
とても孤独に耐えられないから
今の私は立ち尽くすだけ
歪み
Words:Pochiko and Kazurou
光の届かない世界に
私は立ち止り辺りを見回し
見えないこの目で何を探しているの
濁った空気は今日も歪んでしまい
息が出来ない
濁った空気の中にいるのは
とてもつらくて
闇の中で私は目覚め
闇の中で
闇の中で一人彷徨う
闇の中で
闇の中で私は眠る
闇の中で
闇の中で
壁
私の心に広がる闇がある
果てなく続いている冷たい壁の中
朽ちかけた月が私を照らす
今にも消えそうな光で
私の内側には一体何がある
確かめたくって私は歩き出す
明るい世界を夢見て
微かな光をたよりに
さあ、壁の裏側まで探しに出かけよう
孤独に震える私の心を
私は一人で内側に踏み出す
少しも怖くない光があるから
真上を見上げればそこには
妖しく輝く星たち
さあ、壁の裏側まで探しに出かけよう
あきらめかけてた私の心を
Daylight Reflection
かすかに聴こえる光の吐息
はじける時のわずかなきらめき
空気が段々透き通る
次第に広がる彩やかな時間
Daylight Reflection
光の中で
Daylight Reflection
私は目醒め
Daylight Reflection
遠くを見つめ
Daylight Reflection
光の中で
わずかに見える理想の世界
あきらめかけてた暖かい場所
不安がだんだん薄れていく
次第に広がる穏やかな時間
Daylight Reflection
光の中で
Daylight Reflection
私は目醒め
Daylight Reflection
遠くを見つめ
Daylight Reflection
光の中で
光に包まれ私は見つける
遠い日に夢見ていた新しい世界を
Nostalgia
遠い昔の記憶が
終りのない愁いへ
私の濁った
心が引き裂かれる
記憶の跡をたどり
濁った世界へ
そこには微かな光さえも
届かない
世界が少し狂いだして
私は闇に浮かぶ
闇の中の私は
冷たい空気の中
終りのない愁いが
遠い昔の記憶
Copyright 2011 SLAN MUSIC
Changes
Music:Fumikazu.Matsumoto / Words:Kazurou
窓の外の人通りを
僕はじっと見ている
途切れることもなく
人は流れ続ける
灰色の空が赤く変われば
それが僕たちの合図になる
窓の外に飛び出して
人の流れを止める
途切れた地面の下に
あるもを見つめる
(それは)
木の枝で休む銀色の光
窓の外に続いている
子供たちの姿が
今日はなぜかいつもと
何かが違って見える
いつの間にか赤く染まる
記憶の果て
夢と今の隙間で
揺らぐ私の気持ち
確かなものなどない
知っていたはずなのに
落ちていく 水の中
冷たくなっていく
私の心の中
闇の中に閉ざされる
弱い私の心
今を見つめることは
あまりにも悲しくて
落ちていく 夜の中
たどり着いた記憶の果てには
何もない
Hopeless
冷たくひえきった私の頭の中
動けるはずもなく固まり続ける
誰かそばにきて私を助けて
私の手をとって
今の空間はあまりにも狭くて
暗い世界をどこまでも落ちてく
元には戻れない
暗く冷たい世界の中で私は立ち尽くす
I'm Darkness
I'm Lonliness
I'm Hopeless
疲れて動かないわたしの体の中
歩けるはずもなく立ち止まるだけ
誰かそばに来て私を見つけて
私に気付いて
今いる世界はあまりにも暗くて
闇夜の中どこまでも歩いていく
光など見えない
寂しく辛い世界の中で私は噛みしめる
I'm Darkness
I'm Lonliness
I'm Hopeless